開業届の提出時期と流れについて

開業届を提出する時期は、事業を開始してから15日以内に都道府県税事務所に事業開始申告書を提出します。そして1ヶ月以内に、納税地にする自宅または事務所の最寄りの税務署に行き、これから個人事業主として働きますという開業届を提出します。

開業日は事業を開始した日のことで、事業主が自由に決めることができます。売り上げが上がった日や事務所を構えた日、営業を開始した日など本人が忘れないような特別な日を開業日に決めると良いでしょう。

対象者は基本的に個人事業を行うすべての人で、全員届け出が必要になります。納税地は自宅が基本ですが、事務所などでも問題ありません。事務所などを納税地にする場合は、事務所の住所を納税地の欄に書き、その下に自宅の住所を書きます。ここで気をつけておきたいポイントは、届の控えに受付印をもらうことを忘れないようにすることです。これは後で口座を開設するときに、金融機関から提出を求められることがあるからです。

個人事業主は確定申告をしなければいけませんから、通常の白色申告ではなく節税のさまざまな効果を受けることができる青色申告を選ぶことをおすすめします。そして青色申告を受けるためには、青色申告承認申請書を青色申告予定日の3月15日までに提出する必要があります。これは開業してから2ヶ月以内でも問題はありませんので、手間を省くためにも、開業届を税務署に提出する際に一緒に提出することをお勧めします。

個人事業主になると、税金面での節税や営業、そのほか保険などすべて自分で行う必要がでてきます。
もちろん専門業者に委託するという手段もありますが、経費がかさんでしまうため極力自分でできるならそれにこしたことはありません。
まずは、個人で立ち上げる上での情報をしっかり収集してひとつひとつクリアにしていきましょう。

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